日経平均2,566円安でも上場来高値23銘柄|AI選別で条件通過はハードオフのみ

こんにちは! ゲーマー投資家ゆーすけ(@gaminvestlogです。

2026年7月28日、日経平均株価は前日比2,566円安となりました。その一方で、23銘柄が上場来高値を更新しています。

株探の高値更新リストをAIで調査した結果、僕の条件をすべて通過したのはハードオフでした。今回は、5月に監視対象へ入れなかった理由と、高値更新をきっかけに再確認した結果をまとめます。


📉 日経平均2,566円安でも23銘柄が上場来高値を更新

2026年7月28日の日本株市場では、AI・半導体関連株を中心に売りが広がりました。主な市場データは次の通りです。

  • 日経平均株価:6万2,364円92銭(前日比2,566円27銭安、3.95%下落)
  • TOPIX:前日比2.5%下落
  • 上場来高値を更新した銘柄:23銘柄

大和アセットマネジメントの市場レターによると、日経平均はAI・半導体関連株の下落による影響を強く受けました。一方、TOPIXの下落率は2.5%にとどまっています。

指数ごとに下落幅が異なり、個別株にも強弱が出ました。僕は相場全体が弱い日でも、新高値を更新した銘柄を確認しています。

下落相場で高値を更新する銘柄は、相対的な株価の強さを確認しやすいからです。

株探の「本日の【上場来高値更新】」には、ニップン、JT、ブリヂストン、KDDIなどの大型株が掲載されています。

ハードオフ、ヤギ、学究社などの中小型株も含まれていました。今回は、この23銘柄をAIで一次選別し、新高値ブレイク投資の業績条件に合う銘柄を絞り込みました。


🤖 上場来高値23銘柄をGPT-5.6 Solで一次選別

今回は、前回の記事で作成したプロンプトを使い、GensparkのGPT-5.6 Solで23銘柄を一次選別しました。

使用した条件は以下の3つです。

確認項目一次選別の条件
時価総額500億円以下
最新3カ月決算の売上高前年同期比10%以上増加
最新3カ月決算の営業利益前年同期比20%以上増加、または黒字転換

この3条件は、『1勝4敗でもしっかり儲ける 新高値ブレイク投資術』の著者である個人投資家・DUKE。さんの手法を参考にしています。

DUKE。さんは、売上高10%以上、経常利益20%以上の成長を基準の一つとしています。僕は最新3カ月決算の営業利益を使って一次選別しています。

僕が実践している新高値ブレイク投資の流れは、新高値ブレイク投資を初心者向けに整理した記事で紹介しています。

この3条件は、詳しく調べる銘柄を減らすための一次選別条件です。通過した銘柄について、成長の中身や株価位置を確認します。

今回使用したプロンプトと、GensparkのGPT-5.6 Solで上場来高値銘柄を調べる手順は、以下の記事で紹介しています。

上場来高値銘柄の探し方|株探リストをGensparkで一次選別する方法
株探の上場来高値更新リストから、時価総額と最新3カ月決算を基準に成長株候補を絞る方法を解説します。Gensparkで使用するプロンプトと、2日分の検証結果も紹介します。

🎯 時価総額500億円以下は3銘柄

23銘柄のうち、2026年7月30日の終値を基準に時価総額500億円以下だったのは、ハードオフ、ヤギ、学究社の3銘柄です。

業績には、株探の「3カ月決算」に掲載された2026年1月から3月までの実績を使用しました。

銘柄時価総額売上高成長率営業利益成長率判定
ハードオフ422億円+26.9%+41.6%通過
ヤギ451億円+3.9%-66.7%除外
学究社303億円+0.6%+70.0%除外

ヤギは、売上高と営業利益の両方が基準未達でした。学究社は営業利益が70.0%増えていますが、売上高は0.6%増にとどまっています。

3つの一次選別条件をすべて通過したのは、ハードオフコーポレーション(2674)だけでした。

株探で3カ月決算を確認する方法は、以下の記事で解説しています。

株探の3カ月決算の見方|売上高10%・営業利益20%を確認する方法
株探の3カ月決算はどこを見る? ファブリカホールディングス(4193)を例に、前年同期比の確認方法、3カ月決算と累計決算の違い、売上高10%・営業利益20%を使った成長株の絞り込み方を初心者向けに解説します。

🤔 ハードオフを5月に監視銘柄へ入れなかった理由

ハードオフは、家電、パソコン、楽器、衣料品、玩具などを扱うリユース企業です。

直近3カ月決算では、売上高が110億7,800万円で前年同期比26.9%増、営業利益が9億6,700万円で同41.6%増でした。数値だけを見ると、3条件をすべて通過しています。

しかし、僕は5月12日の決算分析後にハードオフを監視銘柄へ入れませんでした。理由は、売上成長の中身です。

  • 通期売上高:392億7,600万円(前期比17.1%増)
  • 国内既存店売上高:前期比4.3%増
  • 新規出店:30店舗
  • 2025年10月に連結子会社化したエコノスが増収に寄与

30期連続増収で過去最高売上高を更新した一方、17.1%増にはエコノスの連結効果が含まれています。AIも、M&Aによる増収と既存店の成長を分けて分析していました。

国内既存店売上高4.3%増だけでは、既存事業の高い成長が続くとは判断できませんでした。そのため、5月時点では監視銘柄への追加を見送りました。


🏪 6月月次は全店売上高と既存店売上高に差がある

ハードオフが7月10日に発表した月次売上高は、次の内容でした。

全店売上高既存店売上高
2026年4月前年同月比131.7%前年同月比108.9%
2026年5月前年同月比135.6%前年同月比112.7%
2026年6月前年同月比127.3%前年同月比104.9%

ハードオフが公表した月次売上高によると、6月の全店売上高は前年同月比127.3%でした。

一方、既存店売上高は5月の112.7%から104.9%へ低下しています。

全店売上高は高い伸びを維持する一方、既存店売上高は104.9%まで鈍化しました。

全店売上高には、エコノスの連結や新規出店の効果が含まれます。6月末の店舗数は直営560店、FC535店の合計1,095店で、4月末から13店増えました。

全店売上高の伸びだけでなく、既存店の成長と店舗拡大が利益につながっているかが確認点になります。この点は、8月6日の第1四半期決算で確認します。


♻️ 上場来高値の更新でハードオフを再確認

5月の分析後、ハードオフの株価は高値を切り上げました。

日付終値当日の高値前日比
2026年5月12日2,329円2,349円+12.51%
2026年7月28日2,919円2,929円+1.71%
2026年7月29日3,085円3,085円+5.69%
2026年7月30日3,030円3,095円-1.78%

7月28日は日経平均が3.95%下落するなか、ハードオフは1.71%上昇しました。翌29日には終値3,085円まで上昇し、上場来高値を更新しています。

7月30日には一時3,095円まで上昇し、上場来高値をさらに更新しました。終値は3,030円で、前日比1.78%下落しています。

5月12日の終値2,329円から7月30日の高値3,095円まで、株価は約32.9%上昇しました。

チャートを見ると、5月に株価水準が切り上がり、6月の調整後も上昇基調が続いています。7月後半には高値更新が続き、日経平均が急落した7月28日も逆行高となりました。

5月時点のファンダメンタルズ評価が変わっていなくても、高値更新を続ける株価の強さは、銘柄を再確認する材料になります。

今回、株探の上場来高値銘柄をGPT-5.6 Solで選別したことで、一度見送ったハードオフを再確認できました。

上場来高値銘柄の選別を続ければ、監視リストに入れていない銘柄でも、株価の変化に気づく機会を増やせます。

新高値を更新した理由の確認方法は、以下の記事でも解説しています。

新高値ブレイク投資で失敗する原因とは?「何で上がったか」を見極める判断基準
「新高値ブレイクで買ったのに反落した」という失敗の原因は、ブレイクを引き起こしたカタリスト(きっかけ)の質を見ていないことにあります。決算起点・分割や優待などの需給要因・テーマ株の3分類で信頼度を整理し、AIが重視する出来高についての筆者の見解も共有します。

⏸️ 決算前の現在は買わない

記事執筆時点で、僕はハードオフ株を保有しておらず、買い注文も出していません。

ハードオフは5月12日の終値からすでに約32.9%上昇し、8月6日には2027年3月期第1四半期決算の発表を控えています。

ハードオフの適時開示情報を確認しましたが、7月後半の株価上昇を直接説明する新たな開示は見当たりませんでした。上昇理由を推測するより、第1四半期決算で実際の業績を確認します。

現在の株価位置では、決算前に新規購入するタイミングではないと判断しました。

第1四半期決算で確認するのは、次の3点です。

  • エコノス連結後の売上高と利益の進捗
  • 国内既存店売上高の成長
  • 店舗拡大が利益に結びついているか

決算内容を確認したうえで、改めて購入候補になるかを検討します。


✅ まとめ

今回のスクリーニングで確認できた点は、次の3つです。

  • 日経平均が急落しても、上場来高値を更新する銘柄はある
  • 23銘柄のうち、時価総額と業績の条件をすべて通過したのはハードオフだけだった
  • 一度見送った銘柄でも、高値更新をきっかけに再確認できる

購入判断では、高値更新に加えて、業績の成長とその中身を確認することが重要です。株価がすでに大きく上昇している場合は、現在の株価位置も確認します。

ハードオフについては、8月6日の第1四半期決算を確認してから、改めて判断します。


📚 参考元

※株価、時価総額、業績数値は、特記がない限り2026年7月30日時点の情報です。


⚠️ 免責事項

本記事は、僕個人の投資判断とAIを使った調査結果を紹介するものであり、特定銘柄の購入や売却を推奨するものではありません。

株式投資には元本割れを含むリスクがあります。また、AIの回答には誤りが含まれる可能性があります。

投資に関する最終的な判断は、ご自身の責任で行ってください。

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※本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の銘柄の売買を推奨するものではありません。
投資判断は必ずご自身の責任で行ってください。