株の監視リストの作り方|メモ帳とAI分析で候補銘柄・保有銘柄を見直す方法

こんにちは! ゲーマー投資家ゆーすけ(@gaminvestlogです。

好決算、新高値ブレイク、AIテーマ、小型成長株などを追っていると、気になる銘柄はすぐに増えていきます。問題は、あとから見返したときに「なぜこの銘柄が気になったのか」を忘れやすいことです。

僕はこの対策として、Windowsのメモ帳に監視リストを作り、候補銘柄と保有銘柄を見直す入口にしています。


📝 僕の監視リストはWindowsのメモ帳で管理している

監視リストというと、スプレッドシートや投資管理アプリで細かく管理するイメージがあるかもしれません。

ただ、僕の場合はかなりシンプルです。
基本的には、Windowsのメモ帳で管理しています。

理由は、続けやすいからです。

投資管理は、凝り始めると入力項目が増えやすくなります。
その結果、管理そのものが重くなり、見返す頻度が落ちることもあります。

僕の場合、監視リストに求めているのは、完璧なデータベースではありません。
気になった銘柄に、あとから戻れる状態を作ることです。

銘柄コード、企業説明、AI判定、AI診断URLを記録したWindowsメモ帳の監視リスト例
Windowsのメモ帳に、銘柄コード、企業説明、AI判定、AI診断URLを残している実例です。

実際のメモはかなり素朴なので、後半では内容を表形式に整理した例も載せています。

メモ帳に残している項目

残している項目理由
銘柄コード後から検索しやすい
銘柄名銘柄を識別しやすい
企業説明事業内容を簡単に思い出すため
AI判定メモ成長株候補としての評価を残すため
AI診断URL後から深掘り分析に戻るため
自分の一言メモなぜ気になったかを残すため

企業説明は、株探の概要欄などを参考にして、自分が見返しやすい形で短く残しています。

ポイントは、細かく書きすぎないことです。
一文〜二文くらいで、「この会社は何をしている会社か」が思い出せれば十分だと考えています。

強気の銘柄ほど上に置く

僕の監視リストでは、強気に見ている銘柄ほど上に置くようにしています。

厳密なスコア順ではありません。
ただ、上にある銘柄ほど、次のような観点で優先して見たい銘柄です。

  • 次に深掘りしたい
  • 押し目を見たい
  • ブレイクの動きを確認したい
  • 決算後の反応を見たい

細かい分類ルールを作るよりも、自分が今どの銘柄を優先して見たいかがすぐ分かることを重視しています。


👀 監視リストは候補銘柄と保有銘柄を見直すための場所

監視リストは、買う前の銘柄だけを並べる場所ではないと考えています。

僕の場合、買った後の保有銘柄も、そのまま監視リストに残しています。

理由はシンプルです。
買った銘柄ほど、あとから見直す必要があるからです。

また、監視リストに残しておくと、自分の強気度と実際の株価パフォーマンスのズレも見やすくなります。

リスト上ではそこまで強気に見ていなかった銘柄でも、その後の株価推移が強いことがあります。これは保有銘柄にも、まだ買っていない候補銘柄にも起こります。

そのときに、「なぜ自分はそこまで強気ではなかったのか」「市場は何を評価しているのか」を見直せるのは、監視リストに残しているメリットの一つです。

保有銘柄の場合は、リスクリターンやチャートの押し目を見て買ったケースもあります。そうした当時の判断と、その後の株価推移を比べられる点も、監視リストに残しておく意味だと感じています。

そのため、保有銘柄を見直すときは、単に株価が上がった・下がっただけではなく、当初の見方と現在の状況がどう変わったかを確認するようにしています。

たとえば、保有後には以下のような点を見直します。

  • なぜこの銘柄を買ったのか
  • 買う前に何を評価していたのか
  • 決算後も投資前提は崩れていないか
  • 成長ドライバーは継続しているか
  • 当初の懸念点は大きくなっていないか

一方で、まだ買っていない候補銘柄についても、監視リストに残す意味はあります。

買わなかった銘柄でも、その後に株価が強く推移することがあります。その場合、「なぜ買わなかったのか」「どの時点で見方を変えるべきだったのか」を振り返る材料になります。

僕にとって監視リストは、売買の正解を記録する場所ではありません。

候補銘柄も保有銘柄も含めて、あとから自分の判断に戻るための場所です。

区分監視リストで見直すこと
候補銘柄買う前に深掘りする価値があるか
保有銘柄買った後も投資前提が崩れていないか
一度見送った銘柄見送り理由が今も妥当か
AI分析済み銘柄過去の分析に戻って判断を更新できるか

特に成長株投資では、決算や材料発表をきっかけに、株価の見え方が変わることがあります。

その変化を追うためにも、買ったら終わりではなく、買った後も同じリストに残しておく方が見直しやすいです。

監視リストは、これから買う銘柄だけを並べるものではなく、候補銘柄と保有銘柄を同じ目線で見直すためのメモとして使っています。


🔍 監視リストに入れる前に見る足切り条件

監視リストに何でも入れてしまうと、あとから見返すのが難しくなります。

そのため、僕はSBI証券のスクリーニングと株探を使って、まず以下の4つを確認しています。

SBI証券の銘柄スクリーニングで時価総額と年初来高値更新を選択している画面
SBI証券の銘柄スクリーニングでは、時価総額や年初来高値更新などを確認できます。

僕の場合は、まずこのような条件で候補を絞り、その後に株探で四半期決算の中身を確認しています。

マスト条件見ている理由
新高値ブレイク市場から再評価され始めている可能性を見るため
時価総額500億円以下中小型成長株としての値幅余地を見るため
四半期売上10%以上成長性の最低ラインを見るため
営業利益20%以上利益成長の強さを見るため
株探の3ヵ月決算実績で売上高と営業利益の前年同期比を確認する画面
株探の3ヵ月決算【実績】では、四半期ごとの売上高や営業利益、前年同期比を確認できます。画像は確認方法の例です。

この4つは、僕の中では監視リストに入れる前のマスト条件として扱っています。
これらが整わない銘柄は、基本的には監視リストに入れる前の段階で見送ることが多いです。

これらの条件を満たしたからといって、株価上昇が保証されるわけではありません。

あくまで、候補銘柄を増やしすぎないためのフィルターです。条件を通過した後に、事業内容、成長性、テーマ性、リスクなどを確認していきます。


🚀 足切り後はビッグチェンジ・テーマ性・持続性・AI判定を見る

マスト条件を通過した銘柄について、次に見るのが可変条件です。
ここは、投資家ごとに個性が出る部分だと思います。

僕の場合は、主に以下の4つを見ています。

可変条件見ていること
ビッグチェンジ収益構造や事業環境に変化が出ているか
テーマ性市場の関心が向きやすい材料があるか
持続性成長が一過性で終わりにくいか
AI判定成長ドライバーや懸念点を整理できるか
※ビッグチェンジとは、収益構造や事業環境の変化によって、企業への評価が変わるきっかけを指します。

マスト条件が数字のフィルターだとすると、可変条件は成長ストーリーを確認するためのフィルターです。

売上や利益が伸びていても、その成長が一時的なものなのか、数四半期にわたって続きそうなのかで見方は変わります。

また、同じ好決算でも、

  • 新規事業が伸びている
  • サブスク化が進んでいる
  • 利益率が改善している
  • 市場の関心が高いテーマに乗っている
  • 既存事業の構造が変わっている

といった要素があると、見方は変わりやすいです。

メモ帳の内容を表に整理するとこうなる

実際のメモ帳はかなり素朴ですが、内容を整理すると以下のような形になります。

銘柄事業内容メモAI判定メモの例
5592 くすりの窓口薬局検索・予約メディアから、薬局・医療・介護向けソリューションへ展開A評価。成長加速、収益性拡大、ストック化進展に注目
9343 アイビスモバイルペイントアプリを開発・運営。IT技術者支援や派遣も展開A評価。サブスク転換と利益率改善に注目
4193 ファブリカ法人向けSMS送信サービスが主力。中古車販売支援システムなども展開B評価。BC事業の構造的優位とAP・AI事業の収益化進展が鍵
※上記は監視リストの記入例であり、個別銘柄の評価や売買判断を示すものではありません。

このくらいの情報量であれば、メモ帳でも管理しやすいです。

銘柄コード、事業内容、AI判定メモが残っていれば、あとから見返したときに「なぜ気になったのか」を思い出しやすくなります。


🔗 AI診断URLを残して、あとから判断に戻れるようにする

最近は、監視リストを見直すときにAI分析を使う場面が増えています。

特に役立っているのは、成長ドライバーの整理です。

売上や利益の数字だけを見るのではなく、

  • なぜ伸びているのか
  • その成長は続きそうか
  • どこにリスクがあるのか
  • ストック性(継続的に収益が入りやすい仕組み)があるか
  • 収益性は改善しているか
  • テーマ性はあるか

といった点を確認するうえで、AIとの対話は使いやすいと感じています。

AIを使った成長株のファンダ評価については、以下の記事でも詳しく整理しています。

成長株のファンダ評価をAIに頼むプロンプト

実際に買うか、保有を続けるかといった判断については、記事末尾の関連記事から確認できます。

AI判定だけで買うわけではない

ただし、AI判定がAだからといって、すぐに買うわけではありません。

AI判定は、あくまで企業理解を深めるための補助です。
監視リストに入れた後は、特にチャートの推移を重視しています。

具体的には、以下のような点です。

  • 決算後や材料発表後も、株価の強さが続いているか
  • 新高値付近で、買いの勢いが継続しているか
  • 上昇の背景が、テーマ性なのか、業績評価なのか
  • その強さが一時的な反応なのか、持続しそうな動きなのか
  • 成長ドライバーが次の決算でも確認できそうか

AI判定は、こうした観察ポイントを整理する補助として使っています。
最終的には、実際の株価推移や決算内容も含めて判断しています。

AI診断URLを残す理由

僕がメモ帳に残している情報の中で、特に使いやすいと感じているのがAI診断URLです。

AIチャットは、質問を重ねることで分析が積み上がっていきます。
そのため、URLを残しておくと、あとから過去の分析に戻りやすくなります。

具体的には、以下のような使い方をしています。

  • 決算後に、過去の評価と照らし合わせる
  • 株価が動いたときに、当初の成長ストーリーを見直す
  • 新しい材料が出たときに、AIへ追加質問する
  • 保有継続か見送りかを考える材料にする

このように、AI診断URLは単なる保存用リンクではなく、過去の判断に戻って考え直すための入口として使っています。

監視リストにURLだけでも残しておくと、あとから「この銘柄をどう見ていたか」を確認しやすくなります。


🗂️ メモ帳に残す情報と、別ツールに任せる情報

メモ帳の監視リストを続けるうえで意識しているのは、すべてをメモ帳に詰め込まないことです。

僕の場合、役割を以下のように分けています。

用途使っているもの役割
候補銘柄・保有銘柄の見直しWindowsのメモ帳候補銘柄、保有銘柄、AI診断URL、簡単なメモを残す
売買記録Googleスプレッドシート実際の売買、損益、振り返りを記録する
株価・決算・保有銘柄チェックSBI証券・株探日々の確認や注意情報を見る
深掘り分析AIチャット成長ドライバー、懸念点、投資判断の材料を整理する

売買記録は、メモ帳ではなくGoogleスプレッドシートで別管理しています。

メモ帳は、売買履歴や損益を記録する場所ではありません。
あくまで、候補銘柄や保有銘柄を見直すためのメモです。

株価や決算情報の確認は、SBI証券や株探で見る方が早いため、メモ帳には必要以上に書き込まないようにしています。

メモ帳の役割は、すべての情報を抱え込むことではなく、気になった銘柄をあとから見直せる状態にしておくことです。


🛠️ メモ帳監視リストの注意点

メモ帳での監視リスト管理は手軽ですが、弱点もあります。

僕が感じている注意点と対応は、以下のとおりです。

注意点対応
銘柄数が増えやすい強気の銘柄ほど上に置く
自分の判断が薄くなりやすい一言だけでも気になった理由を残す
AI判定に寄りすぎる好材料後の株価推移や決算内容も見る
情報を詰め込みすぎる売買記録や日々の確認は別ツールに分ける

自分の一言メモは改善点

正直に言うと、僕の監視リストでは自分の一言メモが薄くなりがちです。

AIとの会話で理解したつもりでも、後から見返すと、
「この銘柄に何を期待していたのか」
「次に何を確認したかったのか」
が曖昧になることがあります。

そのため、今後は最低限、以下の2点だけでも一行で残したいと考えています。

  • 何に期待しているか
  • 次に何を確認したいか

AIとのやり取りを見返せば、分析の流れは追えます。
ただ、それだけだと「そのときの自分が何に強気だったのか」が残りにくいです。

監視リストには、AIの結論だけでなく、自分の温度感も一行だけ残す。
ここは、今後少し改善したいところです。


✅ まとめ

この記事では、僕が使っている株の監視リストの作り方について整理しました。

要点は以下です。

  • 監視リストは、買う前の候補銘柄だけでなく、保有銘柄を見直すための場所として使っています。
  • 僕はWindowsのメモ帳に、銘柄コード、企業説明、AI判定、AI診断URLを残し、強気の銘柄ほど上に置いています。
  • 売買記録や日々の確認は別ツールに分け、メモ帳はあとから判断に戻るためのメモとして軽く使うことを重視しています。

監視リストは、管理項目を増やして整えること自体が目的ではありません。

僕にとっては、候補銘柄や保有銘柄について、
「なぜ気になったのか」
「今も投資前提は崩れていないか」
を見直すための仕組みです。

成長株投資では、気になる銘柄が次々に出てきます。
だからこそ、無理なく続けられる形で、あとから戻れる仕組みを作っておくことが役立ちやすいと感じています。


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監視リストに入れる銘柄の探し方や、AIを使った分析方法を深掘りしたい方は、以下の記事も参考になると思います。

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※本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の銘柄の売買を推奨するものではありません。
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