
NISAは“チュートリアルエリア”
投資を始めるなら、まずはNISAから。
これはまさにRPGで言うところの“チュートリアルエリア”。
敵(リスク)は少なめ、操作(積立)はシンプル、経験値(資産)はゆっくり貯まっていく——そんな安全地帯です。
毎月自動で投資信託を積み立てていけば、
- 市場全体に分散投資ができる
- 時間を味方にして複利を育てられる
- 放置してもそれなりに成果が出る
まるで「スライム狩り」でレベル10くらいまではすんなり行ける、みたいな感じ。
この時点でもう“本編クリア”はできる設計になっています。
でも——本編をクリアしたあとに開放される“エンドレスコンテンツ”、やりたくなりませんか?
個別株=本編クリア後の“エンドレスコンテンツ”
次に倒すのは、“個別株”という名の新モンスターたちです。
ここからは、敵(銘柄)の数もタイプも一気に増えます。
- スキル(分析力)
- 装備(情報源)
- 戦術(資金配分・タイミング)
すべてを使って、自分だけの攻略法で戦える“自由度が一気に広がる”世界。
ただし、これは“やってもやらなくてもいい”クリア後のエンドレスコンテンツです。
NISAだけでも十分に資産形成は可能です。
でも、「もっと楽しみたい」「もっと深く知りたい」と思ったら、
個別株という新たな冒険の書があなたを待ってます。
中小型株=“単属性のモンスター”で個人が戦いやすい敵
ぼくが主に戦っているのは中小型株(時価総額500億円以下)。
イメージでいうと、単属性のモンスター。
- 事業内容がシンプルで、分析ポイントが明確
- ニッチな分野で突出した強みを持つ企業も多い
- 材料やテーマに対する値動きが素直
つまり、「この敵にはこの属性攻撃が効く!」というような攻略感があります。
仮説を立てて、自分の読みでエントリーし、
うまくいったときの“クリティカルヒット”は、本当に爽快です。
大型株=“多属性・高HPのモンスター”で分析が難しい敵
一方で、ソフトバンクや三菱商事のような大型株。
安心・安定に見えて、実はめちゃくちゃ手強い。
- 複数のセグメントやグローバル要因が絡んでいて複雑
- 為替や原材料価格の影響も受けやすい
- 機関投資家の売買など外部要因も考慮する必要がある
個人投資家が企業分析を頑張っても、
その読みが株価に素直に反映されるとは限らない。
今の自分にとっては“積極的に狙う相手ではない”モンスターなんですよね。
成長株投資で狙うべき“敵”の特徴
じゃあ、どんな銘柄を狙うべきなのか?
- 事業モデルがシンプルで、強みが明確
- 市場やテーマの流れに乗っていて、注目される可能性が高い
- 時価総額が小さく、資金流入で値動きしやすい
RPGでいえば、弱点属性がハッキリしている単属性のモンスター。
分析→仮説→実行→検証のサイクルがスムーズに回る相手。
勝てばリターンも大きく、“読みが当たった感”を実感しやすい相手とも言えます。
個別株は“やらなくていい”。でも、やると面白い
個別株はやらなきゃいけないものじゃありません。
NISAだけでも資産形成は十分可能です。
でも、「自分で企業を調べたい」「仮説をもとに勝負してみたい」
そう思ったなら、それは立派な“冒険心”。
興味がある方は、ぜひ一歩足を踏み出してみてください。
まるでゲームの世界を深掘りするやり込みプレイヤーのように。
実体験ログ|ぼくが個別株投資に進んだときの話
ぼく自身は、最初はIPOの応募から投資をスタートしました。
でも、全く当たらず、投資経験値も全然貯まりませんでした。
そんななか、チャートや市場ニュースを見ながら、「株価ってこう動くのか」と眺めているうちに、自分でもできるかも知れないと自然と興味が湧いてきました。
最初はチャートを頼りにデイトレード、スイングトレードが中心でしたが、
さまざまな投資本を読むうちに、“成長株投資(テクノファンダ)”にたどり着きました。
企業の成長ストーリーを読み解いて、独自の強み・業績・チャートを掛け合わせながら分析し、仮説を立てる。
その仮説が現実と合致したときの快感は、個別株投資の醍醐味だと感じています。
バリュー株・高配当株などの“安定型”は深く語れません(注釈)
よく「守備重視の投資スタイル」として語られるのがバリュー株や高配当株投資ですが、正直ぼく自身は、その投資手法を試したことがあるくらいで経験もあまりなく、詳しくもありません。
でも、実際にバリュー株や高配当株で億り人になっている個人投資家さんも多くいらっしゃいますし、「安定重視・長期配当狙い」というのも、立派な戦略だと思っています。
本記事ではあくまで「成長株投資」×「ゲーマー視点」×「個人投資家」という立場で語っていますので、その点あらかじめご了承ください!
暴落は避けられない“災厄イベント”
コロナショック、リーマンショック、直近ではトランプの関税ショックなど…。
投資をしていれば、誰もが直面する災厄イベントが定期的にやってきます。
このとき、試されるのは「どんな立ち回りを選ぶか?」
- 危機を素早く察知して、早めに撤退するのか?
- それともあえて買い向かうのか?
普段とはまったく違う判断、胆力、スピードが求められる。
言ってみれば、投資スキルが本気で試されるボス戦です。
だからこそ——備えあれば患いなし。“生き残ること”が何より大事。
まとめ|敵を選び、自分のフィールドで戦うのが投資の醍醐味
- 投資は“敵選び(銘柄選定)”と“フィールド選び(市場・テーマ)”が重要
- 自分の戦術(資金力・スタンス・情報収集力)に合った相手を選ぶ
- 個別株はその選択肢の一つ。でも、挑戦してみる価値はある
- 投資は“攻略”できる。でも、焦らず“生き残ること”が何より重要!
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